最近見たとっても素敵な映画「ミセスハリスパリへ行く」

実はこのお話、小学生の頃に読んだことがあります。

Bittersweet な内容は、小学生の私のハートをがっちりと掴んで

それから40年くらい経ったのに忘れられないくらいの

素敵な話でした。

このお話の原作者はポール・ギャリコ。生涯40冊の小説を書いた中で

ミセス・ハリスシリーズは4作もあります。

ミセス・ハリスは彼が惚れ込むキャラクターだったことが納得できる魅力的な主人公です。

お話もとっても素敵！

人生は苦くて酸っぱくて、でもとびきり甘くて切ない。

もし、今年1本だけ映画を選ぶなら、迷わずこの映画にします。

ぜひご覧ください。

実は英語の発音を聞くのも楽しい映画なんです。

この映画の中で話されているイギリス英語とフランス訛りの英語を聞くのも、

とっても楽しいですよ。

さらに上流階級のちょっと気取った英語と、ミセス・ハリスが話す

庶民の英語の違いが聞き分けられたらもっと楽しい。

英語のいろんな段階での自分のヒアリングを試せる映画でもあるかもしれません。

余談ですが

Mrs.Harris goes to Paris

この英語の題名も韻を踏んでいてとってもおしゃれ。

Parisが発音できたら、Mrs.Harrisが思い出せる粋な仕掛けです。

煌めくドレスに心が躍る

最後に、ディオールが生きていた頃の本物の彼の作品が

たくさん見られるのも、この映画の見どころ。

ファッション好きの方なら外せませんね。

ニュールックと呼ばれた彼のドレス。

美しいラインやエレガントなモデルの動きも目が離せません。

「ほう。」と思ったのは、ドレスに名前がついていること。

それぞれのドレスにストーリーを重ねたディオールの囁きが

聞こえてくるようです。

ファッションショーの場面も本当に素敵です。

いくつになっても、美しいものに素直に心惹かれるなら

貴方の心は永遠に若い証拠です。

ぜひ、映画館で、もしくはあったかいおうちで、

楽しんでほしい作品です。

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